用語集~住まいの性能編~【スマートハウス】
2024.06.03
こんにちは!
家づくりワンポイント講座です。
◆スマートハウス【すまーとはうす】
IOTの技術を活用して、住まいのエネルギー消費を最適にコントロールするのがスマートハウス。
太陽光発電の発電状況から、電気やガス、水道まで我が家のエネルギーのすべてを制御して、
省エネに結び付けていく住まいのことだ。
スマートハウスの設備としては、
太陽光発電や家庭用燃料電池などの創エネ設備、
我が家で発電した電気や、割安な夜間の電力を蓄えられる蓄電池があげられる。
更に家庭内のエネルギーを一括で見える化管理するHEMSもある。
メリット
何といっても光熱費が抑えられること。
ある資料では、自家発電で作った電気を売買することによって
光熱費をゼロにすることが出来るという試算もあります。
そのほかにも、蓄電池があるため災害時には非常用電力として利用できます。
デメリット
初期費用が高くなること。自家発電や蓄電池、HEMSなど設備の導入等。
また、機関の経過で必ず寿命が訪れるため更新が必要になることも想定しておきたいところ。
そうした費用は個々の物件の状況によっても異なるため、
トータルでどれだけの費用対効果が得られるかはとても分かりにくいです。
また、売電できるほどの電力量が生まれるとも限らない点にも注意が必要です。
”スマートハウス”と”スマートホーム”の違いって??
スマートハウスとスマートホームは、名前は似ていますが、目的は全く違うという事です。
この2つを両立させることも可能でしょう。
スマートハウス
エネルギーの有効活用です。
創エネ・畜エネ・省エネの観点から節約を重視した住宅です。
スマートホーム
インターネットの活用です。
インターネットに接続できる家電を集めて、スマホやスマートスピーカーで操作ができるようにし、
それにより住宅のIT化を促し利便性を追求した住宅です。
ネット接続ができる家電はスマート家電と呼ばれ、各メーカーがこぞって新製品を発売しています。