【つなぎ融資】|自己資金が足りないときの「つなぎ融資」の考え方
2026.07.27
こんにちは!
家づくりワンポイント講座です。
注文住宅の資金計画を進めていると、
「土地代は先に支払います。」
「着工金も必要です。」
「でも住宅ローンは引渡し時に実行されます。」
と言われて、
「その間のお金はどうするの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
実は、注文住宅では住宅ローンが使えるタイミングと、
支払いが必要なタイミングにズレがあることがあります。
そんなときに利用されるのが「つなぎ融資」です。
今回は、つなぎ融資の仕組みや、自己資金との関係についてわかりやすく解説します。
■つなぎ融資とは?
つなぎ融資とは、住宅ローンが実行されるまでの間、
一時的に必要なお金を借りるための融資です。
名前の通り、
👉「支払いのタイミングをつなぐためのお金」
という役割を持っています。
■なぜ必要になるの?
注文住宅では、一般的に次のような支払いが先に発生します。
・土地購入代金
・土地の諸費用
・建物の着工金
・中間金
一方で、多くの住宅ローンは建物完成後の引渡し時に実行されます。
つまり、支払いは先、住宅ローンは後 という状態になるんですね。
この差額を埋めるために、つなぎ融資が利用されます。
■どんな人が利用する?
例えば、
・自己資金をできるだけ手元に残したい
・土地購入費を現金で準備できない
・建築中の支払いを自己資金だけではまかなえない
という場合に利用されることがあります。
最近では、自己資金を多く用意せずに家づくりを進めるケースも珍しくありません。
■つなぎ融資で支払うことが多い費用
主に次のような支払いに利用されます。
・土地購入代金
・土地の仲介手数料
・着工金
・上棟金(中間金)
・一部の諸費用
ただし、利用できる範囲は金融機関によって異なります。
■注意したいポイント
①利息が発生する
つなぎ融資は通常の住宅ローンとは別契約になるため、
借入期間中は利息が発生します。
②事務手数料が必要な場合がある
金融機関によっては、
・融資手数料
・印紙代
・登記費用
などが必要になる場合があります。
③住宅ローン総額とは別に考える必要がある
資金計画では、
・建物費用
・土地費用
・諸費用
・つなぎ融資費用
まで含めて考えることが大切です。
■つなぎ融資が不要なケースもある
すべての人が利用するわけではありません。
例えば、
・十分な自己資金がある
・土地をすでに所有している
・分割実行型住宅ローンを利用する
場合は、つなぎ融資が不要になることもあります。
■「分割実行」との違い
最近は、一部の金融機関で「分割実行型住宅ローン」を取り扱っています。
これは、
・土地購入時
・着工時
・完成時
など、必要なタイミングで住宅ローンを実行する仕組みです。
この場合、つなぎ融資が不要になるケースがあります。
ただし、対応している金融機関は限られるため、事前確認が必要です。
■まとめ
つなぎ融資は、注文住宅ならではの
「支払いは先、住宅ローンは後」
というタイミングのズレを解消するための仕組みです。
自己資金が不足していても家づくりを進められる可能性がありますが、
・利息
・手数料
・借入総額
への影響もあります。
そのため、
・どこまで自己資金を使うか
・つなぎ融資を利用するか
・分割実行を利用するか
を含めて、早い段階で資金計画を立てることが大切ですね。






