【外構】|建物と街とのつなぎ目の工夫
2025.09.22
こんにちは!
家づくりワンポイント講座です。
横浜もようやく秋の気配を感じるようになってきました。
暑さがやわらいで、外を歩くのが気持ちよく感じるこの季節。
「家のまわりの空間」について、ふと考えることが増えてきました。
家づくりというと、どうしても建物そのものに目がいきがちですが、
実は外構――つまり、お庭やアプローチ、塀や門まわりなどのデザインも、とても大切な要素です。
建物と街とのつなぎ目になる場所。
家の印象を決める「顔」でもあり、住まい手にとっては、日々出入りする大切な空間です。
最近は、なるべく開かれた雰囲気の外構をご希望される方も多くなってきました。
木々や石を使いながら、やさしく視線を遮り、心地よく風が抜けるようなつくり。
季節の移ろいを感じられる、ちょっとした庭先のスペースも人気です。
秋の気持ちいい空気の中で、外構の心地よさを、改めて感じている今日この頃です。
◆外構【がいこう】
建物の外回りの敷地内構造物のこと。
具体的には、門扉、フェンス、カーポート、アプローチ、植栽などを指します。
建築費の見積もりには、当初含まれていないことが多いので、
総予算から外構費用がはみ出さないように注意が必要です。
そして、外構の計画も建物と一体で考えることをお勧めします。
たとえば、室内から庭へと視線が抜けるように窓の配置を工夫したり、
リビングから自然に外へ出られるようなテラスを設けたり。
小さなことのようでいて、暮らしの豊かさにつながる大事な工夫です。






